内閣府認証NPO法人 ジャパン メディカル ケア アソシエーション(JMCA)｜SDGs推進活動を行っております。

新型コロナウイルスの拡大における世界的混乱は、日本では第5波の収束を見せるものの、世界的な終息には程遠い状況となっております。
この状況下で、世界の潮流であった「環境保全」「貧困問題の解決」「人権問題」などは、その流れが止まるどころか後退する様相すらみせています。

2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)には、「誰一人取り残さない」という考え方のもと、現代世代の幸福追求とともに将来世代の希望の光を絶やすことのない持続可能な開発のために、17のゴールと169のターゲットが示されています。

NPO法人ジャパン メディカル ケア アソシエーション(JMCA)においては、これまで行政や民間企業とタッグを組み、「運動・栄養・保健等の指導者の育成」「子どもの健全育成を図る活動」を軸に、「すべての人々に健康と福祉を」普及する、数々の実績を上げてまいりました。今後、その活動をさらに発展させ、行政や経済界、医療機関、教育機関、民間団体とともに、『Let's Save the Earth!』を掛け声として、また『命輝くデザイン』をキーワードにした取り組みを進めていこうとしております。
志ある方々が知恵を結集する「パートナーシップ」により、倫理的消費(エシカル消費)や人権に配慮した各種取り組み、技術革新の基盤を作って行くための場づくりを行い、共に歩んでまいります。

国連は2020年を「行動の10年」のスタートと定め、各国の、そして我々ひとり一人の行動を促しています。
これから我々は、次世代に対して、『地球』に対して、ひとり一人の『命』に対して何を語り、行動していくかが問われ続けます。

そして、今回新たにJMCAが取り組みを行う活動のお声がけをさせていただく方々は、それぞれの業界で発言力があり、実行力もある方々に限っております。
それは、これからの社会の中で『新しいシステム』を構築できうる人であり、そのシステムの中に『命輝くデザイン』を取り入れることが不可欠だと考えている方だと信じているからです。

JMCAが得意としてきた「健幸華齢（けんこうかれい）プログラム」(正会員の筑波大学名誉教授田中喜代次提唱)」は、高齢化の進む我が国の中で最も早急の課題である「健康寿命」を改善することに寄与して参りました。
しかし、これからはIT技術と伝統技術の融合による新しい産業基盤の構築や、疲弊する小学校中学校の教育現場の改善、海や山を守る廃棄物処理や資源管理の新しい取り組みなど、多岐にわたり『新しいシステム』が必要となります。

そしてそのバックグランドには必ず『地球』『命』がキーワードになっていなければいけません。
そのため、我々は活動を今一歩進め、これまでの実験を活かしつつ、新たな分野にも乗り出していく所存です。

これからの10年で、より確実に『命輝くデザイン』を世に多く生み出すため、我々は日々努力して参ります。
ぜひ、この取り組みに賛同いただき、『地球』を守り、ともに多くの『命』を救っていける活動に参画くださいますよう、お願い申し上げます。